予算不足では建てられない
家造りをするときには建築や土地の手配にかかる費用をよく考え、予算に収まるように計画することが必要です。大体の予算を最初に決めておかないと、イメージしたような家を建てられるかどうかがわかりません。自分の貯金を確認してどのくらいの金額を家造りに使えるのかをまず見てみましょう。そして、住宅ローンの仮審査を受けてみるとどのくらいの金額を用意できるかがわかります。その予算で理想の家を建てられるかどうかを考えてみると、予算不足かどうかがおよそ想像できるでしょう。もし予算オーバーの家をイメージしていたなら、何とかして費用を削減する必要がありますが、どのような方法を選ぶのがスムーズなのでしょうか。
後から追加できるところは先に延ばそう
家造りをするときには理想を求めてしまいがちですが、それが予算オーバーの原因になります。理想は後から追求するという考え方を持つともう少し現実的な金額で家を建てられるようになるでしょう。後から追加できるところは先に延ばすのがスムーズに住宅設計を進めるためのコツです。例えば、太陽光発電をして売電したいと思う人もいるでしょう。環境を配慮して何とかして貢献できるように太陽光発電くらいやろうと考える人も増えています。しかし、太陽光発電パネルは後からでも付けられます。それを想定した屋根の設計にしておけば良いだけだと考えて先延ばしにすると数百万円は安くなるでしょう。予算が足りなくて困ったときには後からできることを調べて除外していくのがおすすめです。
2000万の家をローンで購入した場合はローンの組み方にもよりますが、35年のローンを組むとして月に5万円以上は支払える能力が必要となります。